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前田牧場について

自然豊かな栃木県大田原市で50年以上牧場を営んでいる前田牧場から、噛むほどに笑顔がこぼれる「赤身牛」をお届けいたします。

栃木県は本州で生乳生産量（生乳に殺菌等を加えてものが牛乳）が北海道に次いで全国第２位です。前田牧場はその中でも特に酪農が盛んな那須地区から南に下ったところにあります。みなさん牛乳と聞いて思い浮かべるのはホルスタインだと思います。ホルスタインはメスとオスがいて、メスは子牛を産んで牛乳を出し、オスは肉として育てられます。前田牧場はオスを飼っています。ホルスタインのお肉の特徴は、脂が軽く、噛むほどにお肉の旨味がジワジワ出て肉の旨味がストレートに味わえます。和牛のような霜降りの美しさ、とろけるような柔らかさはありませんが、「こんなお肉が食べたかった！」という有難いお声をたくさんいただいております。最近では、食のセレクトショップでローストビーフとして提供されたり、高級ホテルなどでも使われるようになりました。

ところが赤身のお肉は変色しやすいことと、和牛のように肉質が柔らかくないために美味しく食べられる部分は限られており、スーパーや精肉店では扱いにくく、赤身の本当の美味しい部位がお届けできていないのが現実。ひと手間かかるけれど、この美味しさをぜひ味わっていただきたい！という想いで切り方に工夫をこらしながら自信を持ったお肉のみお届けいたします。

また、前田牧場は牛たちの堆肥を使って野菜の生産もしています。そして持続可能な農業の実践を40年以上前から取り組んでおります。例えば「木の皮」。国産の木材を使う建築会社からは産業廃棄物として排出されますが、農業では木の皮は土壌改良剤としても使われるもの。その木の皮を砕いて牛の寝床にし良質な堆肥を作ることで農薬や化学肥料に頼らない強い農作物を生産しています。

2021年には牛が排出する温室効果ガスが軽減される飼料を与える農林水産省のプロジェクトに協力しました。実際に軽減されたことが確認され今年度より給餌を開始し「地球にやさしいお肉」として販売を開始いたしました。久世福e商店でも一部販売しております。私たちはこれからも人に、牛に、地球に優しい農業を続けてまいります。これからどうぞよろしくお願いいたします。

地球にやさしいお肉

前田牧場お肉山盛りスライス

「前田牧場さんのお肉が大好きな息子のために、たっぷり食べさせてあげたい！だから大きさが揃っていなくていいの、きれいに並んでいなくて良いわ」というお客様の声で誕生した、お肉山盛りスライス。食卓に出したときに、わー！という声が聞きたくてわざと高さを出してトレーに盛り込んでいます。すき焼き、しゃぶしゃぶ、他、普段のお料理にも手軽に使えますよ。お肉は貰って嬉しいプレゼントランキングでは常に上位ですので贈り物にもぴったりです。余ったら冷蔵庫にある使いかけの焼肉のたれやすき焼きのたれ、またはポン酢などで炒めておけばごはんのおかずになりますよ。